資格取得までのコースと料金

カウンセラーの資格認定関する基準

  1. 基礎コース,研修コース,専修コースおよび専門コースの順序で勉強していただきます。(別表参照
  2. 1科目36時間ずつです。
  3. 基礎コース72時間,研修コースの学科必修の108時間,グループ経験、カウンセリング演習で108時間,合計288時間の学習後に加盟団体の代表から「三級カウンセラー」の認定証が出されます。
  4. 三級カウンセラー取得後,二級カウンセラー取得のための「専修コース」に進むことができます。
  5. 二級カウンセラー認定証取得までの学習期間は最低3年です。
  6. 二級カウンセラー資格取得後、一級カウンセラーになる「専門コース」はカウンセリング関連機関において1年以上の実践的研さんを積むことが必要です。

別表:カウンセラーの資格認定の基準

基礎コース(72時間) 基礎学習(72時間)
研修コース(216時間) 学科及び演習(216時間) 学科(8)
A.必修(8)
  • 学科(108時間)
    ・カウンセリング概論(36時間)
    ・パーソナリティ理論(36時間)
    ・人間論人間関係論(36時間)
  • カウンセリング演習(108時間)
    ・カウンセリング実習 I・II(72時間)
    ・エンカウンターグループI(36時間)
B.選択(2)
  • フオーカシング
  • 感受性訓練
  • ゲシュタルト
  • 療法交流分析
  • サイコドラマ
  • 箱庭療法
  • 自律訓練法
  • 絵画療法
  • 遊戯療法
  • その他
A.必修(6)
  • カウンセリング概論(2)
  • パースナリティ理論(2)
  • 人間論・人間関係論(2)
B.選択(2)
  • カウンセリングの理論(2)
  • 哲学概論(2)
  • 一般意味論(2)
  • 臨床心理学(2)
  • 精神医学概論(2)
  • その他
専修コース(144時間) 監督実習I(72時間), 監督実習II(72時間)
専門コース ケースレポート, 論文

※()内は単位を示す

三級までの講座参加費用・認定料

通信講座入門コースから入った場合(消費税込み)

入学金(入学時のみ)25,000円
受講料入門コース23,000円
基礎コース(基礎学習)27,000円
ワークショップ 参加費30,000円
学科3科目(各科目毎27,000円)81,000円
ロールプレイングⅠ&Ⅱ(各30,000円)60,000円
エンカウンターグループⅠ30,000円
認定料-20,000円

合計:296,000円

ワークショップから始めた場合(消費税込み)

※宿泊費交通費は別途。参加費は加盟団体により多少違います。

ワークショップ参加費 基礎学習Ⅰ&Ⅱ(各30,000円)60,000円
学科講座参加費 3科目 (各30000円)90,000円
ワークショップ参加費 ロールプレイング Ⅰ&Ⅱ(各30,000円)90,000円
ワークショップ参加費 エンカウンターグループⅠ30,000円
認定料20000円

合計:290,000円

二級までの講座参加費用・認定料

専修コース 研修参加費
(加盟団体により異なります。)
36時間(2単位)35,000円~45,000円
144時間(8単位)140,000円~180,000円
認定料50,000円

合計:190,000円~230,000円

一級までの費用・認定料

※自主学習となりますので、ご自分でカウンセリング面接をし、スーパーバイズを受ける費用などがかかります。

一級審査料50,000円
認定料100,000円

合計:150,000円

先輩からのことば

私とカウンセリングとの出会いと、学びの始まりは今から35年前のことです。

夫の転勤に伴い見知らぬ土地である当地への転居が、すべての始まりでした。当時長男は14歳思春期真只中の難しい年頃でした。長女は2歳の幼子でかわいい盛りでした。何も分からない新天地での不安もありながら、家族皆で新たに楽しい暮らしが始まることに寸分の疑いも抱いてはいませんでした。

ところが、息子の転校先の中学校での卑劣ないじめにより、結果として息子は不登校という行動を選択したのです。私にとっては青天の霹靂でした。「何とかしなければ」の母親の気持ちが、現在のカウンセリングセンターと出会わせたのでした。そしてさらにカウンセリングを学びたいという欲求を充足させてくれたのは、紛れもなく当協議会の理論学習であり幾多のWS参加だったのです。

現在は、当協議会1級カウンセラー資格を取得して後進の育成に努めるとともに、カウンセリングの発展の一助になるべく当県自殺防止支援事業の一役を担い、同学の士と共に365日電話カウンセリング活動を続けています。

S記

かつて子育ての参考にと読んでいた本から心理学やカウンセリングに興味を持ちました。時間ができた頃、縁あって全日本カウンセリング協議会の所属団体で学びはじめました。理論学習だけでなく体験学習を通して学ぶことに当初は戸惑うことも多かったのですが、次第におもしろく感じるようになりました。この学習はコミュニケーション訓練も兼ねていたようで、家族などまわりとの人間関係が良好になってきたように思います。

その後、全日本カウンセリング協議会研修センターに登録、たくさんのよい仲間を得て楽しく活動するうちに小学校での仕事を紹介されて何年か仕事をしたこともあります。

ちょっとしたきっかけでカウンセリングを学ぶことで、豊かな人生を歩んでいるように思います。この学びには終わりがなく、これからも生涯学習として楽しく続けていきたいと思っています。

K記

カウンセリングの学びを始めて13年目に入った。その間に、2級の資格を取得し、NPO法人当カウンセリング学習センターで、面接や学習会の世話人などの活動をさせていただいている。

今の自分では、まだ足りなさがついてまわるが、その都度周りの先輩方に関わっていただきながら、自分の学びを深め続けている。

私自身がカウンセリングと出会えたおかげで、自分を内観し、受け入れていくことが少しずつ出来るようになってきた。そして、自分の人生のかじ取りは、自分が選択し、その選択を引き受けて自分で行動することの大切さを実感している。

私がカウンセリングで得たこの体験は、全ての方に通用するとは言い切れないが、少なくとも私には、とても大切な体験の場だと感じている。そして、カウンセラーや世話人として、そういう場を提供していける人でありたいと願う。

『今ここで』の人間関係を大切にしながら、精一杯努める。その時間の中で『共に学び育つ関係とは』をもっと自分のものにしていくために、今の私にできることを一つ一つ積み重ねていきたいと思っている。

N記

この度、HP掲載文のお話をいただき、これまでの「カウンセリングという世界での自分」について振り返るきっかけになりました。資格取得後、事務局・見習い期間を経て、センター内でのグループ世話人として15年程経ちました。数年前からは、外部機関へカウンセラーとして出向き、学びだけではなく実践としての活動もさせて頂いています。世話人をしているグループ内のメンバーさんは、医療関係者・福祉関係者や企業で指導・相談を行う役職の方も多く、一緒に学びを深めていく中で、個々の気づきや成長も勿論ですが、職場での(患者さん・利用者さん、部下の方達との)関係のもち方・深め方に、このカウンセリングの学びを活かしていると話題になります。共に学びを深めていく中で、それぞれの進みを感じられる実感はありましたが、今回の振り返りで、メンバーさん個々のみならず、それぞれの職場においても、共に学んでいる時間がお役に立てていることを改めて実感することができました。社会にとっての自分の位置(役割)が自分なりによりはっきりしたように感じています。

S記

私は当カウンセリング学習センターで学習を継続し、今年で20年を迎えました。カウンセリングとの出会いは、私が学生の時でした。当時学校で非常勤講師をしていたセンター代表の先生に出会い、私はカウンセリングを学ぶ事に生きがいを感じる様になりました。

私は医療・福祉の分野で精神の障がいや病気を持った方々から相談を受ける仕事をしています。ソーシャルワークの現場では相手の方との関係づくりが重要となるため、私が続けてきたカウンセリングの学び・体験は私の中の太い柱となっており現場で活かされていると実感があります。最近では会社からの依頼で、医療・福祉の分野で働く管理職や専門職の方々に対してカウンセリングをベースとしたグループワークを定期的に運営しています。参加者の多くは、障害や病気を持つ当事者とどう向き合うか・スタッフへの指導・連携をどの様に持つかなど、多くの悩み・葛藤を抱えています。グループワークでは、聴き合い伝え合う体験を通じて参加者自身の心の健康維持や、聴く姿勢・関係づくりなどを学び合います。参加者からは「自分の気持ちがはっきりした」「言いたい事を相手に伝えていいんだぁと思えた」など、新たな気づきと思われる言葉も表現されています。

私が強い信念を持って仕事を続けられるのは、私の中の柱に「カールロジャーズのパーソンセンタードアプローチ」を基にしたグループ学習体験の継続があるからと思っています。昨今、新しい多くの心理療法の手法が出てきていますが、どの手法を行うにしても基本の「聴く」に深みがないと何をやっても表面的なものになってしまうと感じます。私はロジャーズの基本をこれからも仲間と一緒に学習し深めていく事で、少しでも世の中に貢献できる人になりたいと思っています。

N記

まだ全日本カウンセリング協議会3級の資格しかなかったころ、私がカウンセリング演習のレポートに「小学校で相談の仕事についてみたい」と書いたことを気に留めていてくださった講師から、「小学校の相談員にはまだ興味があるか?」という連絡がありました。この時私の中には引っ込む気持ちより好奇心の方が強く、こうして私はカウンセリングの勉強を始めて8年目にして初めて現場に立ちました。2年後に2級の資格を取った後も、学校は変わりましたが通算9年間相談員を続けました。

相談員の仕事はもちろん1対1のカウンセリングがメインですが、組織の中で仕事をしますので、ベーシックエンカウンターグループでの経験が大いに役に立ちました。他者の話を聴くのと同じくらいに内なる自分の感覚に敏感になるために、私は今でも年に2回以上ベーシックエンカウンターグループに参加しています。

夫の仕事の関係で、私は2017年からフランスのパリに住んでいます。カウンセリングで学んできたこと、経験したことが、外国での生活には特に役立っています。歴史、文化、受けた教育も違う人々と知り合って、分かりあうことの素晴らしさを今身近に感じています。

K記

400近い心理療法のある中で、ロジャーズのパーソンセンタードの理論と実践に惹かれて、(一社)全日本カウンセリング協議会の加盟団体である当カウンセリング協会でカウンセリングのイロハから学びました。カウンセラーになる為とかではなく、心理学に興味があったり、人間関係におけるコミュニケーションの在り方に興味があったりというのが、初めの動機でした。いざ、学び始めてみると、ユング心理学にも興味もあったので、箱庭や絵画療法、夢分析なども受けたり「自分探し」と称して、次々といろんなワークに足を突っ込みました。それでも系統だって学習したのはやはり(一社)全日本カウンセリング協議会の講座で、ロジャーズの心理療法でした。基本は「傾聴」でしたが、これがなかなか難しい。難しければ難しいほどチャレンジしたくなり、あきらめずに学習を続けていくと、自分のことが少しずつ分かり日々の生活やボランティア活動にも生かせることが出来るようになりました。学習しては、レポートを提出。認めて頂いたら次に進む。そうして資格得て、キャンパスカウンセラーとなり、高校生や保護者の方々のカウンセリングをさせて頂いています。けれども、ロジャーズはカウンセラーとして大切なのは、資格ではなく資質だといっているので、まだまだ学習を続けたいと思っています。

I記

1986年に、カウンセリングの学びを始め、その後個人での、電話によるカウンセリング活動を始めました。2002年には、全日本カウンセリング協議会の、会員団体として、認められました。

現在学習会(傾聴講座)を、定期的に開催しており、受講者の皆様からは、仕事や生活に学びを活かしていることや、自分の課題などが話題として出され、生きやすく、心豊かになっていく様子が伝わってきます。資格取得希望者には、演習の場の提供や、講座の世話人として活動できるよう、支援をしています。現在当センターで資格を取得した6人が、学習会や、各種研修会の世話人、及びカウンセラーとして、活動をしています。

また、面接による心理療法(カウンセリング・箱庭療法・表現療法)は、職場に出向いてのカウンセリングを含めると、年間500件程度になります。札幌市内はもとより、道内各方面から、ご利用いただいています。職員研修や講演も、毎年依頼されます。

活動をしている人の心の安定と、実践活動に即した研鑽のための会を、毎月開催しています。次代を担う人々が育ち、継続した活動ができるよう、出来るだけの支援をと、日々模索しています。

W記

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